ユネスコによると、世界遺産とは、「地球の生成と人類の歴史によって生み出
され、過去から引き継がれた貴重な宝物。世界の人類が、未来へ引き継ぐべき
、文化や自然などに対して「世界遺産」として国際協力を通じた保護のもと、
国境を越え次の世代に受け継いでいくべきもの。」とあります。
毎年、ユネスコが各国からの申請に基づき、審査して、世界遺産に登録してい
きます。
2011年までに登録された世界遺産の数を国別に見てみましょう。
第1位はイタリアで46か所です。
イタリアはローマ帝国などの文明が栄えていたことから文化遺産が多くなって
います。
文化遺産は44ですが、それと対照的に自然遺産は2か所にとどまっています。
第2位がスペインの42か所です。
文化遺産が38、自然遺産2、複合遺産2となっています。
第3位は中国の41か所となります。
文化遺産29、自然遺産8、複合遺産4です。
第4位はフランスの37か所です。
文化遺産は33、自然遺産が3、複合遺産1となっています。
第5位はドイツの35か所です。
文化遺産は33、自然遺産が2となっています。
日本を見てみると、世界遺産は16か所あり、第14位となっています。
文化遺産は12か所、自然遺産は4か所です。
世界遺産へ登録されると、当然、それを保護していくことが求められます。
世界遺産を維持していくことは、国の威信となりますし、観光に対してのアピ
ールともなるのです。
世界的な歴史の舞台となった国には多くの文化遺産が残っているものと思われ
ます。
文化遺産はこれまでの歴史の中での建造物ですから、新たに登録すべきものが
出てくるということはあまり期待できません。
しかし、現在の世界遺産を確実に保護し、維持していくことが大事なのです。
世界中の遺産が無事に後世に残されていくことがユネスコが目指していること
なのでしょう。